独自のセンスで今まではなかったデザイン、機能を持つデジタルガジェットなどを発売するUPQが、近未来的な雰囲気を持つガラス製のキーボードを発売しています。
UPQのガラス製キーボードには2種類あって、1つは有線接続専用のQ-gadget KB01。もう1機種はBluetoothによる無線接続も可能なQ-gadget KB02です。
見た目は一枚のガラス板
Q-gadget KB02にはキートップのでこぼこ、キースイッチなどは付いていません。電源を入れなければ1枚の透明なガラス板のように見えます。このためキーのすき間にほこりやゴミがたまったりすることはありませんし、手垢で汚れたらさっと一拭きすればキレイになります。見た目も非常に未来的な雰囲気を醸し出していて、展示用の機器などには最適なガジェットと言えるかもしれません。
英語配列のBluetoothキーボード
Q-gadget KB02はキーボード的にはBluetoothで無線接続可能なもので、キー配列は英語配列(ASCII配列)になっています。Windows、MacOS、Android、iOSに対応可能です。また、内蔵バッテリーが消耗したときなどには、USBケーブルを接続して有線キーボードとしても利用可能になっています。
内蔵バッテリーでの連続稼働時間は約10時間と無線キーボードとしてはかなり短め。本格的に無線接続で使うと言うよりも、通常は有線で使っていて必要なときにだけちょっと持ち出してバッテリー駆動で使う、という使い方が合っているかもしれません。
タッチパッドとしても利用可能
Q-gadget KB02はキー入力も静電容量方式(今のスマートフォンと一緒の方式)のタッチセンサーで判読します。マルチタッチに対応しているので、ShiftやCtrlなどのモディファイアキーとの同時入力ももちろんOKで、きちんとしたキーボードの機能は当たり前に備えています。
このタッチセンサーの機能を活かす形で、キーボード面全体を巨大なタッチパッドとして利用するモードも備えています。専用キーでの切り替えでこちらの機能を利用できます。
キー入力のフィードバック機能はなし
最近のスマートフォンのタッチキーボードに用意されているような、振動や音でキー入力をフィードバックする機能は残念ながら備えられていません。また、キートップに指を置いて指を待機させるような使い方もできません。(そのまま触ったキーが入力されてしまう)指触りでキーの位置を探すことも出来ないため、現実的に考えると本格的な文字入力に向いている、とは言いにくい機種ではあります。
ただそんな欠点があったとしても、やはりこのルックスは非常に魅力的です。長い入力がいらないような店頭デモ用のPCのキーボードなど、「魅せ」機材としては最高にインパクトがあるキーボードになると思います。
また、掃除も楽ですので、そちらを気にする場合には便利な機材となってくれそうです。
有線版のQ-gadget KB01は希望小売価格17,500円、Bluetooth版のQ-gadget KB02は希望小売価格17,550円で、DMM通販や楽天市場などから購入可能がです。