これまたクラウドファンディングからの登場となります。
折りたたみ型でありながら、折りたたんだ厚さが一般的なスマートフォンよりも薄いという、世界最薄、最軽量を実現したBluetooth接続のキーボード「Wekey」です。
スマートフォンのソフトキーボードでは、配列をQWERTY配列に切り替えてもどうしても文字入力が…。というユーザーにはとてもうれしいコンパクトさが実現できています。
この記事では、この超コンパクトキーボードWekeyをご紹介します。
まずは驚きのサイズから
Wekeyのサイズ・重量は、折りたたみ時でも厚さわずか6mm、開くと3mmしかありません。重量は95gと、スマホ本体よりもかなり軽くなっています。キーのタッチ面のサイズを確保するために設置面積、折りたたんだときのフットプリントはやや大きめとなっていますが、折りたたんだ状態でiPhone 7 Plusよりもやや大きい程度の面積に留まります。
なにより厚さがないので、持ち運びには大変便利なサイズとなっています。
キー配列など
キー配列は一般的な「QWERTY配列」です。折りたたむヒンジのそばのキーのサイズが若干変わっていますが、通常のパソコンのキーボードでホームポジションに指を置いて使うときと、さほど変わらない使用感が実現できそうです。
ただ、タイピングの指使いに癖があり、一般的な指の守備範囲とは異なるキーの押し方をする方は、キーボードの折りたたみ部分の近くのキーの操作で戸惑うかもしれません。
また、この手の商品では多いパターンですが、キー配列はJISキータイプではなく、英語キーボードタイプです。このため「:(コロン)」「;(セミコロン)」を含む、よく使う記号の配置が日本語キーボードとは異なります。
普段JIS配列キーボードを利用している方は、その部分への慣れも必要になります。
電源ON/OFF、ペアリング
Wekeyでは電源のONはキーボードを開くことで行えます。OFFの方は逆にキーボードをたたむだけでOK。理にかなった分かりやすい動作ですね。Bluetoothキーボードですので、最初の一回はスマートフォンやパソコンなどの母艦側と「ペアリング」の操作を行う必要があります。
この手順も簡単で、キーボードを開いてから「Fnキー+P」の同時押しで実行できるようになっています。
Wekeyもバッテリーを内蔵してその電力で動く機器ですので、しばらく操作がなかったときには自動的にスリープモードに入って消費電力を節約する仕組みを備えています。
5分未入力状態が続くとWekeyはスリープ状態に入りますが、何らかのキー入力を行うとすぐに動作は復帰します。
10分未入力状態が続くと今度は完全に電源が切れる仕様ですので、その際にはWekeyを一度たたんで開き直す操作が必要になります。
多彩な対応OS
WekeyはWindows、iOS、Androidなど、複数のOSに対応可能な製品になっています。ただ、WindowsキーなどあるOS特有のキーは備えていませんので、Fnキーと何らかのキーのコンビネーションで特殊キーを入力する形になります。
日常生活防水
Wekeyはタッチ方式に近いキースイッチを採用していますので表面に大きなすき間がなく、日用生活防水レベルの防水性を備えています。万が一Wekey上にコーヒーをこぼしてしまっても、拭き取るだけで大丈夫。
キーのすき間にゴミが入り込む心配もありません。
キータッチは?
非常に薄型の独自のキースイッチを採用していますので、キーストロークはほとんどなく、キータッチを云々できるタイプのキーボードではなさそうです。その代わりモバイルノートPC程度のキーピッチはありそうで、慣れると十分にタッチタイプが行えそうです。
キーを押した感覚を補助するために、Wekeyではタッチ音を電子的に再生する仕組みになっています。音の大きさは可変ですが、静かな場所での使用の際にはボリュームを絞るなどの注意が必要です。
まとめ
内蔵バッテリーはリチウムポリマーの180mAhのものが内蔵されていて、マイクロUSBコネクタから充電します。毎日1時間の利用で30日程度バッテリーが持つとされています。スマートフォンのソフトキーボードでの文字入力にストレスを感じているけれども、荷物になるキーボードは持ち歩きたくない、といったユーザーには最適なキーボードになってくれるかもしれません。
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