タイプライター風と言うよりはスチームパンク的?上海問屋のゲーミングキーボードDN-914217

以前Qwerty Writerというタイプライター風の外見を持つキーボードが話題になりました。

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それを追従するような形で上海問屋からも、タイプライター風のキートップを持つキーボードが発売されましたが、今度は、同じようなタイプライター風のキートップのフルキーボードが発売されています。



さすがにテンキーやカーソル移動キーまで備えると「タイプライター型」とは言いがたくなるのか、ゲーミングキーボードを名乗っての登場となりました。



今回は上海問屋から発売されたタイプライター風キートップを持つ、とてもユニークな外観のキーボードをご紹介します。


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タイプライター風キートップを持つ個性派キーボード

この製品「英語104キー USB接続 タイプライター風ゲーミングキーボード」というのが製品名なのでしょうかね?上海問屋の販売ページでも型番等の表記もありません。



名が体をすべて表す感もありますが、多くのキーボードの外見が同じような没個性的なものになる中、まさしく異彩を放つ個性的なルックスのキーボードです。



文字のキートップは丸いタイプライター型。



Enterやスペースキーなどは楕円型の独得の形で、銀色の縁取りがある関係もあって、多くの人が素直にカッコイイと言えるデザインになっているのではないかと思います。



デザイン優先で使い勝手は二の次かと思いきや、すべての文字のキートップは中央部が少しへこんだ形状になっていて、タイピングにも一定の考慮のある作りになっています。



キートップが四角くない分、逆に爪の長い方などは、隣のキーを引っかける確率が下がるかもしれませんね。



一般的なパソコン用のフルキーボードと同様の配置となっていますので、カーソル移動キー、数字の入力を多用する方には使い勝手の良い配置になっていると言えるでしょう。



また、キースイッチにはメカニカルタイプのものが使われていて、タイプ感が良くなっているのも特徴です。



ただし、CherryMXなどのブランドもののキースイッチは採用していないようですので、耐久性等は実際に使って試さないと分からない形にはなります。



その分、メカニカルキースイッチを使っているキーボードとしては、お求めやすい価格が実現されているのですが。




ゲーミングキーボードらしくNキーロールオーバーに対応

ゲームの種類によっては、複数のキーを同時入力しながらコントロールを行うケースが出てきます。この際に重要になるのが「Nキーロールオーバー」というキーボードの機能です。



複数のキーを同時押ししても、全部のキー入力がきちんと検知される機能を「Nキーロールオーバー」と呼んでいます。



「英語104キー USB接続 タイプライター風ゲーミングキーボード」ももちろんNキーロールオーバーに対応します。



ゲーム中に誤ってWindowsのスタートメニューが表示されることを防ぐために、Windowsキーの効きをキャンセルする機能なども備え、しっかりとゲーミングキーボードしているところも特徴でしょう。


配列は英語104キー

アルファベット部のキー配列はいわゆる英語配列で、104キータイプです。普段JIS配列キーボードを使い込まれている方は、一部の記号入力で戸惑う部分があると思います。



慣れの問題ではありますが、その点には注意が必要です。



日本語入力をかなの直接入力で行っている方も、入力で困る部分が出るかもしれません。



パソコンとの接続用のケーブルは布巻で絡みにくいものになっていたり、1.3kgとしっかりした重量のある作りは、タイピングやゲームで利用する際には安定感のある利用を可能にしてくれます。



見た目こそユニークなキーボードですが、実は使い勝手の方にもまじめに作り込みを行ってくれている製品と言えるかもしれません。



価格の方も税込み9,999円と、一般的なメカニカルキースイッチ採用のフルキーボードとしはかなり安めの価格になっていると思います。



スチームパンク風の他にはないデザインのガジェットとしても、面白いキーボードではないでしょうか。

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