背面に拡張モジュールをドッキングさせることが可能なユニークなフィーチャーを持つスマートフォン、モトローラのMoto Zシリーズ向けに、クラウドファンディングから合体型ハードウェアキーボードが生まれることになるかもしれません。
スライドさせることでキーボード部分がスマートフォンの下からせり出す仕組みで、スマートフォン黎明期(あるいは前夜)をご存じの方なら、シャープの「W-ZERO3」あたりを思い出されるかもしれませんね。
サイズ感こそ異なりますが、使い勝手などは非常に近いものになりそうです。
今回はとてもスマートなハードウェアキーボード「Physical Keyboard Mod For Moto Z」をご紹介します。
スライド&本体チルトのギミック付き
Physical Keyboard Mod For Moto ZはMoto Zシリーズの裏側にドッキングする形で、ハードウェアキーボードを実現するユニークな仕組みを取っています。モトローラのMoto Zシリーズは背面に拡張モジュール接続用の端子を持ち、これまでに光学ズーム搭載のデジカメモジュールや、拡張バッテリー、スピーカーユニットなど、ユニークな周辺機器が生まれています。
よく考えるとちょっと不思議ですが、Physical Keyboard Mod For Moto Zはどうやら初めて登場するMoto Z向けのハードウェアキーボードということになりそうです。
冒頭で取り上げたシャープ製のW-ZERO3のように、スマートフォン本体の下からキーボード部分をスライドして引き出すことで、QWERTY配列のかなり本格的なキーボードが使えるようになるタイプです。
また、Physical Keyboard Mod For Moto ZではMoto Z本体をチルトして起こすギミックも組み込まれるようで、使い勝手にはより配慮された製品となりそうです。