スマートフォンとくっつけて使う全天周カメラ、Pi SOLO

スポンサーリンク

このジャンルのカメラに先鞭をつけたのはソニーでした。

main_2262_690_388

スマートフォンのディスプレイをデジカメのモニターと操作部のように使う、「レンズスタイルカメラ」というジャンルのカメラとして今でも販売を続けています。



Pi SOLOはソニーのレンズスタイルカメラとほぼ同じ形態のデジタルカメラで、新しいところはレンズにカメラで言うところの「円周魚眼」レンズを搭載して、全天周カメラとして作られている部分です。



今回は、やはりクラウドファンディングの力を使って、新しいタイプのレンズスタイルカメラを世に出そうとしているプロジェクトの製品をご紹介します。


スペック

Pi SOLOは画角187度の円周魚眼レンズを備えた、シャッター以外の各種操作を行うスイッチ類とディスプレイを持たない、デジタルカメラのコア機能だけを備えた本体を持つカメラです。



レンズスタイルカメラの概念を言葉にすると、意外と面倒な説明になってしまいますね。



このジャンルのカメラで先行したソニーやオリンパスの製品と同様に、スマートフォンと連携させて写真撮影を行うのが基本となっています。



専用アプリとWi-Fiを使ってスマートフォンと接続し、スマートフォンの画面をファインダー代わりにし、各種操作もスマートフォン側から行うようになります。



撮影できる画像の解像度は3,456 x 3,456ドットの正方形。



ただし、レンズが円周魚眼タイプで映像の映り込む範囲が円形ですので、四隅に黒い空白が出来ます。



解像度から逆算すると、約1,600万画素の1/2.3型裏面照射タイプのCMOSセンサーが使われているのではないかと思います。



この予想が正しければ、ある程度の高感度の画質も確保できそうです。



動画の方は1,920 x 1,920ドット、毎秒30コマで撮影が行えるようになっています。



カメラ側にマイクロSDカードスロットを持っていて、撮影データはそちらに記録されるはずです。



カメラ本体の重量は66gと軽量。バッテリーの容量は640mAhとなっています。



撮影中はずっとWi-Fiの電波でスマートフォン側と通信を行い続けることになると思いますので、バッテリーの消耗はそれなりに早いことが予想されます。



レンズはかなり明るいF2.1のものが使われていますが、1/2.3型のセンサーで魚眼レンズならば、実焦点距離が非常に短く被写界深度がとても深くなりますので、オートフォーカスの仕組みがなくてもほぼすべての距離にピントが合ったと見なせる「パンフォーカス」が得られるはずです。



ピントを合わせる動作が不要なため、写真撮影はとてもテンポ良くサクサク行えると思います。


現代的な機能も備えるデジカメ

最近のコンパクトデジカメやスマートフォンの賢いカメラアプリには必ずといっていいほど備わる、「シーンモード」をPi SOLOもそなえています。



オート、ポートレート、夜景、アウトドア、再津内、WDR逆光、ホワイトバランス、が使えるとされています。



カメラ本体は日常生活用防水程度の防水機能がありますが、本格的に水に浸けるといった使い方は出来ないようです。


対応OS

スマートフォン側にインストールするアプリは、iOS9.0以上、Androind5.0以上に対応します。



どちらも公式アプリストアからの配信が予定されています。


既存のカメラのコンセプトの合わせ技

Pi SOLOはソニーなどが先行したレンズスタイルカメラと、今盛り上がりを見せている全天周、全天球カメラのコンセプトの「いいとこ取り」をしたようなカメラです。



ですが、なぜか今まで製品がなかったジャンルのカメラでもありますので、Pi SOLOがまた一つ面白い写真の世界を拓くかもしれません。



クラウドファンディングのプロジェクトは既に成功していて、120万円の予定額に対し400万円を超える出資が集まっています。



プロジェクトの方は今も進行中で、3万円弱の出資でPi SLOLO一つとオプションがもらえるコースが今も出資を募集しています。



プロジェクトの反響によっては一般向けの販売も検討するとのことで、今後の展開もちょっと面白そうな製品です。

スポンサーリンク
Amazon.co.jpアソシエイト

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA